■「成長し、変化していくフェスティバルであるために」 河合千佳
・市村 作知雄プロフィール:
ダンスグループ山海塾の制作を経て、トヨタ・アートマネジメント講座ディレクター、パークタワーホールアートプログラムアドバイザー、㈱シアター・テレビジョン代表取締役を歴任。東京国際舞台芸術フェスティバル事務局長、東京国際芸術祭ディレクターとして国内外の舞台芸術公演のプログラミング、プロデュース、文化施設の運営を手掛けるほか、アートマネジメント、企業と文化を結ぶさまざまなプロジェクト、NPO
の調査研究などにも取り組む。フェスティバル/トーキョーでは、2014~2015年までディレクターズコミッティ代表、2016~2018年までディレクターを務める。
・長島 確プロフィール:
専門はパフォーミングアーツにおけるドラマツルギー。大学院在学中、サミュエル・ベケットの後期散文作品を研究・翻訳するかたわら、字幕オペレーター、上演台本の翻訳者として演劇の現場に関わり始める。その後、日本におけるドラマトゥルクの草分けとして、演劇、ダンス、オペラからアートプロジェクトまでさまざまな集団創作の場に参加。フェスティバル/トーキョーでは2018〜2020年、共同ディレクターの河合千佳と2人体制でディレクターを務める。東京芸術祭2022直轄プログラムFTレーベルプログラムディレクター。
・河合千佳プロフィール:
武蔵野美術大学卒。劇団制作として、新作公演、国内ツアー、海外共同製作を担当。企画製作会社勤務、フリーランスを経て、2007
年、NPO
法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)入社、川崎市アートセンター準備室に配属。「芸術を創造し、発信する劇場」のコンセプトのもと、新作クリエーション、海外招聘、若手アーティスト支援プログラムの設計を担当。また同時に、開館から
5
年間にわたり、劇場の制度設計や管理運営業務にも携わる。2012
年、フェスティバル /
トーキョー実行委員会事務局に配属。日本を含むアジアの若手アーティストを対象とした公募プログラムや、海外共同製作作品を担当。また公演制作に加え、事務局運営担当として、
行政および協力企業とのパートナーシップ構築、ファンドレイズ業務にも従事。2015
年度より副ディレクター。2018
年度より共同ディレクター。日本大学芸術学部演劇学科非常勤講師(2017
年~2021年)。東京芸術祭2022直轄プログラムFTレーベルプログラムディレクター。
・森山 直人プロフィール:
1968年生まれ。演劇批評家。京都芸術大学(旧名称・京都造形芸術大学)舞台芸術学科教授、同大学舞台芸術研究センター主任研究員、機関誌『舞台芸術』編集委員のほか、早稲田大学、同志社大学、立命館大学で非常勤講師をつとめてきた(2022年1月現在)。著書に『舞台芸術の魅力』(共著、放送大学教育振興会)等。主な論文に、「「演劇的」への転回――「舞台演劇」の時代の「批評」に向けて」(『舞台芸術』23号)、「「日本現代演劇史」という「実験」――批評的素描の試み」(『舞台芸術』22号)、「〈オープン・ラボラトリー〉構想へ:「2020年以後」をめぐるひとつの試論」(『舞台芸術』20号)、他多数。
・久野敦子プロフィール:
公益財団法人セゾン文化財団常務理事。多目的スペースの演劇・舞踊のプログラム・コーディネーターを経て、1992
年に財団法人セゾン文化財団に入団。2018
年より現職。現代演劇、舞踊を対象分野にした助成プログラムの立案、運営のほか、自主製作事業の企画、運営などを担当。公益財団法人横浜市芸術文化振興財団理事。神奈川県文化芸術振興審議会委員。
北澤尚登プロフィール:
弁護士、ニューヨーク州弁護士。骨董通り法律事務所パートナー。
東京大学法学部卒、デューク大学ロースクールLL.M.(法学修士)。
東京藝術大学、静岡文化芸術大学、神戸大学(トップローヤーズ・プログラム)等において、ライブイベントを含むエンタテインメント法の指導経験を有する。F/T11より法務アドバイザーとして参加。