2014年8月8日
/ プログラム / 募集
8/11(月)‐10/24(金)
風呂敷、シーツ、手ぬぐいなどの布地。新品でも古布でも結構です。
※ただし、古布の場合は必ず洗濯済のものでお願いします。
※サイズは最小でも30cm×30cm程度でお願いします。2.5m×2.5m程度に縫い合わせてお送りいただくことも、大歓迎です。
※送料はご負担ください。
〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨4-9-1 にしすがも創造舎
フェスティバル/トーキョー 布地募集係
10月24日(金)必着
フェスティバル/トーキョー実行委員会 事務局 メール: toiawase[at]festival-tokyo.jp ※ [at]を@に変えて送信してください。 電話:03-5961-5202 ファックス:03-5961-5207 http://festival-tokyo.jp/
プロジェクトFUKUSHIMA!は、2011年3月11日の東日本大震災後、福島の現在と未来を世界に発信することを目的に、音楽家・遠藤ミチロウ、大友良英と詩人・和合亮一を代表とし、福島県内外の有志によって結成され、さまざまな活動を展開。震災から3年経った今もなお、多くの人々に影響を与え、プロジェクトに賛同したイベントが国内外で開催されている。フェスティバルFUKUSHIMA!は同プロジェクトが2011年8月15日に福島で開催した大規模な音楽イベント。その後、毎年終戦記念日に福島で開催されるほか、愛知、札幌など全国各地へと拡がりを見せている。
今秋いよいよ東京で初めてフェスティバルFUKUSHIMA!が行われる。福島で生まれた新しい祭りの熱気が、「演劇×ダンス×美術×音楽…に出会う30日間」―F/T14の開幕を告げる。会場の池袋西口公園には、いくつものやぐらが建ち、大風呂敷が公園一面に広がり、提灯が祭りを灯す。公募で集まった300人を大友良英が指揮するスペシャルバンド「池袋西口オーケストラ」や多彩なアーティストによるライブのほか、大友良英スペシャルビッグバンドの生演奏によるオリジナルの盆踊りが行われる。
大風呂敷は、全国から募集した様々な色・形の布を縫い合わせて作られる巨大な布。この大風呂敷は、2011年8月にプロジェクトFUKUSHIMA!がフェスティバルを初めて福島市で開催した際、放射性物質を肌に触れさせない、そして、「これ以上、福島から放射性物質を拡散させない」という意思を示すために敷かれた。メンバーの一人である中崎透の「プロジェクトFUKUSHIMA!という大風呂敷を広げてしまったようなもの。それなら、実際に大風呂敷を広げるのはどうか」という提案から、全国から布を集め、縫い上げられることとなった。大風呂敷は各地で開催されるたびに、その土地ごとに作られる。大風呂敷づくりに多くの人が参加し新たな出会いや繋がりを生み、フェスティバルFUKUSHIMA!を象徴するシンボルとなっている。
プロジェクトFUKUSHIMA!共同代表、音楽家、プロデューサー 1959年横浜市生まれ。10代を福島市で過ごす。常に複数のバンドを率い、多くのグループやプロジェクトに参加。同時進行かつインディペンデントに 多種多様な作品をつくり続け、その活動範囲は世界中に及ぶ。映画音楽家としても、中国映画や日本映画、テレビドラマなど数多くの映像作品の音楽を手がける。2013年に放送されたNHK「あまちゃん」でも音楽を担当し国民的支持を得る。テーマ曲や「潮騒のメモリー」ほか劇中の挿入曲もすべて大友の手によるもの。著書に「MUSICS」(岩波書店)、「シャッター商店街と線量計」(青土社)、「クロニクルFUKUSHIMA!」(青土社)、共著に「フクシマから始める日本の未来」(アスペクト)など。