F/T18主催プログラム、マレビトの会『福島を上演する』の稽古を見学し、創作のプロセスを覗いてみませんか?
『福島を上演する』はF/T16から続く長期プロジェクトです。複数の作家が福島を訪れ、見聞きしたことを戯曲にし、上演を行う、既存の上演形式にとどまらない実験的な試みを続けてきました。
当日は稽古を見学する前に、『福島を上演する』における実験的な試みや当日の稽古で使用する戯曲の概要をご紹介。稽古見学終了後は、マレビトの会のプロジェクトメンバーとともに稽古について振り返り、稽古を観て感じた想いや疑問を共有していきます。
マレビトの会を観たことがない方も大歓迎。普段演劇がどのようにして創られていくのか、少し覗いてみたい、知りたい方からの参加をお待ちしております。
日程 |
10/5(Fri) ・マレビトの会や『福島を上演する』稽古で使用する戯曲についてご紹介 |
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会場 |
東京都内某所 |
参加費 | 無料 ※要予約・先着順 |
対象 | 中学生以上 ※高校生以下の方でお申込みを希望する場合、緊急連絡 |
定員 | 15名程度(要予約・先着順) ※定員に達したため締切ました。 |
注意事項 |
・当日の写真撮影・録画・録音などの記録はご遠慮ください。 |
下記申込フォームより必要事項を記入の上、お申込み下さい
①名前(ふりがな)②メールアドレス ③当日の連絡先 ④年齢 ⑤参加人数 ⑥過去に見たことがあるマレビトの会作品(あれば)
※高校生以下の方でお申込みを希望する場合、緊急連絡
※定員に達したため、応募を締切ました。
2003年設立。被爆都市を扱う「ヒロシマ―ナガサキシリーズ」(2009-10)、3.11以後のメディアと社会の関係に焦点を当てた『アンティゴネーへの旅の記録とその上演』(2012)、複数の戯曲を通じ都市を多面的に描く『長崎を上演する』(2013-16)などを上演。未曽有の出来事を経験した都市をテーマに、上演形式を変化させながらも、歴史に回収されえぬものを探り、描き続けている。
1962年長崎県生まれ。2003年、演劇の可能性を模索する集団「マレビトの会」を結成。主な作品に『cryptograph』(2007)、『声紋都市̶父への手紙』(2009)、写真家笹岡啓子との共同作品『PARK CITY』(2009)、『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』(2010)、『アンティゴネーへの旅の記録とその上演』(2012)、『長崎を上演する』(2013-16)などがある。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。
10月5日(金)都内稽古場にて ミーツF/T「マレビトの会を訪ねる会」を開催しました。
この企画は、F/T18 主催プログラム、マレビトの会『福島を上演する』の稽古場を訪問し、普段見ることができない作品創作のプロセスを見学をするというもの。
マレビトの会『福島を上演する』は、F/T16から続けて上演されており、劇作家が実際に現地に赴き切り取った福島を、シンプルな空間で役者の身体を通して表現する演目です。
各回異なる戯曲群を上演するというのも、本作の特徴のひとつ。
その日は2日目に上演される戯曲、『峠の我が家』の稽古でした。 (各戯曲と各戯曲の上演日程はHPにて公開中です。是非チェックしてみてください!)
途中止めながら、台本を一通り演じる「止め通し」の稽古を行なっていきました。終始和やかな雰囲気の中、他の人との間隔、向き、姿勢、速さなど身体の魅せ方に特に気を使っていたのが印象的でした。
参加者は1時間ちょっとほど見学し、一通り台本を演じ切ったところで、質疑応答へ。 独特な表現や、稽古の進め方、役者さんの役への入り方など、興味津々な様子の参加者のみなさん。時間いっぱいまで、様々な質問が飛び交いました。
マレビトの会『福島を上演する』は10月25〜28日、東京芸術劇場シアターイーストにて上演予定です。是非お越しください。
(文責:インターンE)