地点×空間現代 『ミステリヤ・ブッフ』
会場 | にしすがも創造舎 |
---|---|
日程 | 11/20 (金) 19:30 11/21 (土) 19:30 11/22 (日) 19:30 11/23 (月・祝)19:30 11/24 (火)休演日 11/25 (水)19:30 11/26 (木)19:30 11/27 (金)19:30 11/28 (土)19:30 ※受付開始は開演の1時間前、開場は30分前 |
上演時間 | 1時間30分(休憩なし・予定) |
上演言語 | 日本語(字幕なし) |
チケット | 一般前売 自由席(整理番号つき)4,000円(当日+500円) |
ペア(1枚あたり) | ¥3,600 |
---|---|
5演目セット | ¥3,200 |
3演目セット | ¥3,400 |
学生 ※当日券共通。当日受付で要学生証提示 |
¥2,600 |
高校生 ※当日券共通。当日受付で要学生証または年齢確認可能な証明書の提示 | ¥1,000 |
【プレイガイド】 東京芸術劇場ボックスオフィス チケットぴあ[Pコード:561-083] カンフェティ |
ジャンルを更新するコラボレーションで臨む、世紀の革命祝祭劇
1917年のロシア革命を背景に、方舟にのった労働者たちが地獄や天国をめぐり、約束の地へとたどり着くまでを描いた、マヤコフスキーの戯曲『ミステリヤ・ブッフ』。聖書の物語をパロディー化し、豊かな詩性と笑いで彩ったロシア・アヴァンギャルドを代表する祝祭劇に、地点と空間現代、共にジャンルの先端を行くグループがタッグを組み、挑みかかる。
戯曲の言語を徹底的に解体、再構築しながら、その本質を引き出していく地点・三浦基の演出と、変則的展開を多用し、既成の音楽のセオリーを脱構築する空間現代の楽曲、演奏。両者のぶつかり合いが生み出すスリル、エネルギーは2013年のアトリエ公演『ファッツァー』でも実証済みだが、今回はさらに広い空間で、聖性と混沌とがない交ぜになった壮大な劇を展開する。およそ100年前にマヤコフスキーが憧れた「新世界」。その眺めはどのように、現代に立ち現れるだろう。
ムービー
フォトギャラリー
アーティスト・プロフィール
地点 CHITEN
演出家・三浦基が代表をつとめる。多様なテキストを用いて、言葉や身体、音楽、時間などさまざまな要素が重層的に関係する演劇独自の表現を生み出すために活動している。2006年『るつぼ』で力イ口国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞を受賞。2010年にはチェーホフ2本立て作品をモスクワ・メイエルホリドセンターで上演、2012年にはロンドン・グローブ座からの招聘で初のシェイクスピア作品を成功させるなど、海外でも注目を集める。2013年、本拠地・京都にアトリエ「アンダースロー」をオープン。近年の主な作品にチェーホフ『三人姉妹』、イェリネク『光のない。』、ドストエフスキー『悪霊』、ブレヒ卜『ファッツァー』など。
http://chiten.org/
三浦 基 Motoi Miura
演出家、地点代表
1973年生まれ。1999年より2年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在する。2001年帰国、「地点」の活動を本格化。2005年、京都へ拠点を移す。2007年よりチェーホフ四大戯曲をすべて舞台化する<地点によるチェーホフ四大戯曲連続上演>に取り組み、第三作『桜の園』にて文化庁芸術祭新人賞受賞。ほか2010年度京都府文化賞奨励賞受賞、2011年度京都市芸術新人賞など受賞多数。著書に『おもしろければOKか?現代演劇考』。
F/T Books アーティスト選書
空間現代 kukangendai
2006年、野口順哉(gt.vo)古谷野慶輔(ba)山田英晶(dr)の3人により結成。編集・複製・反復・エラー的な発想から生まれた楽曲を、スリーピースバンドの形態で演奏。ねじれ、負荷がもたらすユーモラスかつストイックなライブパフォーマンスを特徴とする。近年では演奏における一つの試みとして、並走する複数のグルーヴ/曲を行き来しながらも、ライブに流れる時間全体が一つのリズムとして立ち現れてくる様なライブ形態の構築と実践に取り組んでいる。東京でのライブを活動の中心としながらもECD/飴屋法水/大橋可也&ダンサーズなど先鋭的なアーティス卜達とのジャンルを超えたコラボレーションも積極的に行っている。地点とは『ファッツァー』(2013年)以来、二度目の共同制作となる。
http://kukangendai.com/
キャスト/スタッフ
作 | ヴラジーミル・マヤコフスキー |
---|---|
演出 | 三浦 基 |
音楽 | 空間現代 |
出演 | 安部聡子、石田 大、小河原康二、窪田史恵、河野早紀、小林洋平 |
美術 | 杉山 至 |
衣裳 | 堂本教子 |
舞台監督 | 足立充章 |
照明 | 藤原康弘 |
音響 | 西川文章 |
制作 | 小森あや、田嶋結菜(地点)、三竿文乃、喜友名織江(フェスティバル/トーキョー) |
企画・製作 | 地点 |
共同製作・主催 | フェスティバル/トーキョー |
関連ニュース
- 2015.10.16 シンポジウム 「ロシア演劇の現在」のご案内