シンポジウム 「ロシア演劇の現在」のご案内

 F/T15にてロシア・アヴァンギャルドを代表する祝祭劇『ミステリヤ・ブッフ』に挑む演出家 三浦基と、ロシア演劇の第一線で活躍する演出家アンドレイ・マグーチー氏によるシンポジムを開催いたします。入場無料ですので是非この機会にご来場ください。
※お申込み、お問合せはF/T事務局では承っておりませんので、あらかじめご了承ください。
 


 
チェーホフとスタニスラフスキーの時代、マヤコフスキーやメイエルホリドらが活躍を始めたロシア・アヴァンギャルドの時代、革命、ソビエト時代、その崩壊から現代へ至るまで――。ロシアにおいて、演劇はつねに文化の中心でした。社会のあり方が変容するなかで、演劇や劇場はどのように社会と関わり、何を更新し、どのような問題に直面して来たのか。今まさにロシア演劇の第一線で活躍する演出家アンドレイ・マグーチー氏をお迎えし、ロシア演劇の現在についてお聞きしながら、現代社会における演劇と劇場について考察します。

 

日程 11/28(土) 14:00-16:00
会場 にしすがも創造舎
料金 入場無料(要予約)
言語 日本語・ロシア語(日本語通訳付)
出演 アンドレイ・マグーチー(演出家/ボリショイ・ドラマ劇場芸術監督)
市村作知雄(フェスティバル/トーキョー ディレクターズコミッティ代表)
三浦基(演出家/地点)
司会 楯岡求美(神戸大学国際文化学研究科准教授)

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アンドレイ・アナトーリエヴィチ・マグーチー
ロシアの演出家。1961 年生まれ。1984 年レニングラード航空工科大学無線技術学部卒業。1989 年レニングラード文化大学演出俳優学科卒業。同年、演劇グループ「形式演劇」を立ち上げる。2013 年よりサンクトペテルブルクのボリショイ・ドラマ劇場芸術監督。モスクワやフィンランドでも演出の仕事を行う。主な作品にサーシャ・ソコロフ『バカの学校』(エジンバラ演劇祭フリンジ賞/ ベオグラード演劇祭大賞)、『アリス』(アリーサ・フレンドリヒ主演、2015 年ゴールデンマスク演劇賞受賞)など。

ボリショイ・ドラマ劇場
1919 年に創立されたサンクトペテルブルグを代表するドラマ劇場。20 世紀初頭にはロシアを代表する詩人アレクサンドル・ブロークやゴーリキーらが関わる。1956年、グリゴリー・トフストノーゴフが主席演出家になり、黄金時代を築く(1987年来日)。2013 年よりアンドレイ・マグーチーが芸術監督を務める。
http://bdt.spb.ru/
 
主催:国際交流基金
協力:フェスティバル/トーキョー、地点
お問合せ:E-mail: info@chiten.org  Tel: 075-888-5343