『God Bless Baseball』公演記念
岡田利規×高橋源一郎 トークイベント「ぼくたちの野球論」のご案内

11月7日(土)18:00から、神楽坂にあるキュレーションストア la kaguにて『God Bless Baseball』作・演出の岡田利規と、作家の高橋源一郎によるトークイベントが急遽決定いたしました。

la-kagu

新作『God Bless Baseball』で初の日韓共同製作に挑み、両国でポピュラーな野球を通じて歴史や文化に迫り、「アメリカ」という巨大な存在との関係性を浮き彫りにした岡田利規。
一方、1988年の著書『優雅で感傷的な日本野球』で“日本野球”創世の神髄を時空と国境を越えて描き、第1回三島由紀夫賞を受賞している高橋源一郎。
スポーツとしての野球そのものではなく、野球にまつわる「何か」を題材にすることで社会との関係性を問うたふたりが、国内初演を控える『God Bless Baseball』をより楽しむためだけでなく、お互いにとっての「野球」についてや、日韓両国について、そして韓国・光州での初演の反響などを交えて自由にトークを繰り広げます。
 
日程:11月7日(土)18:00
会場:la kagu 
   東京都新宿区矢来町67 (「神楽坂駅」徒歩1分 「牛込神楽坂駅」徒歩7分)
出演:岡田利規、高橋源一郎
参加費:1,500円 
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*当日、会場では「God Bless Baseball」の戯曲が掲載されている『新潮』12月号を発売いたします。
 
◆岡田利規
演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰。1973年横浜生まれ。1997年チェルフィッチュを結成。2005年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。2007年デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を発表し、翌年第2回大江健三郎賞受賞。2012年より岸田國士戯曲賞の審査員を務める。著書に演劇論集『遡行 変形していくための演劇論』などがある。チェルフィッチュの上演歴は、アジア、欧米など計70都市にのぼる。
 
◆高橋源一郎
作家。1951年生まれ。1981年『さようなら、ギャングたち』で第4回群像新人長篇小説賞優秀作受賞。1988年『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞受賞。2002年『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞受賞。著書に『ニッポンの小説』、『「悪」と戦う』、『恋する原発』他多数。最新作はSEALDsとの共著『民主主義ってなんだ?』。