ダイアローグ・ネクスト

観る、聞く、話す、知る。
舞台芸術を通して、「他者に出会う」一ヶ月

国際色豊かで多彩なフェスティバル/トーキョーのプログラムを鑑賞し、仲間との感想を共有。海外アーティストとの対話やワークショップを通して、多様な価値観に出会い考えを深める、全9回のプログラムです。
舞台芸術を通して「他者に出会う」一か月に参加してみませんか? たくさんの方からのご応募お待ちしております。

活動内容

フェスティバル/トーキョーならではのプログラムを観劇

アジアの最先端の表現や、ジャンル横断型の表現など、普段は鑑賞しないジャンルと出会う機会!
※全てのチケット代が参加費に含まれています。




アーティストとの特別トークを開催

ダイアローグ・ネクスト参加者向けに、特別なトークを開催。
鑑賞した作品について、アーティストとじっくり対話する場が開かれます。




参加者同士での深い対話

鑑賞した作品の感想を交換したり、そこから将来や社会についての考えを広げたり。
同世代の仲間と、舞台芸術を切り口に様々な対話を繰り広げます。

アーカイブ・ドキュメント

活動の様子をまとめた冊子を作成いたしました。

19年度のドキュメントはこちら(PDF)
ダイアローグ・ネクスト ドキュメント

 

実施概要

日程

第1回 10/12(土)14:30-17:00 
キックオフミーティング 

第2回 10/19(土)15:00-20:00
※時間が変更になりました。
演劇体験ワークショップ 
講師:多田淳之介(東京デスロック)


第3回 10/20(日)12:30-19:00
ファーム』観劇、キム・ジョンとの対話 


第4回 10/26(土)13:30-19:00
ファンラオ・ダンスカンパニー『Bamboo Talk』『PhuYing』観劇、
ファンラオ・ダンスカンパニーとの対話 


第5回 10/31(木) 18:00-21:00
JK・アニコチェによるコミュニケーションワークショップ


第6回 11/2(土)14:30-19:00
『To ツー 通』観劇、オクイ・ララ、滝朝子との対話 


第7回 11/10(日) 12:30-18:30
『オールウェイズ・カミングホーム』観劇 、クリエイションチームとの対話


第8回 11/16(土)13:00-16:00
最終回に向けたグループワーク 


第9回 11/17 (日) 10:00-17:00
まとめの会 (グループディスカッションなどを予定)

会場

各公演の公演会場、F/T椎名町オフィス、豊島区内会議室 ほか
※参加者の方にのみ詳細をお伝えします。

応募条件

・学生であること(大学生、大学院生、専門学生)
・原則、全9回のプログラムすべてに参加できること(応相談)
・終了後、A41枚程度のレポートを提出できること

参加費 8,000円

※鑑賞するプログラムのチケット代を含みます。既にチケットをお持ちの場合、払い戻しできませんのでご注意ください。
※交通費、食費、宿泊代は含みません。
※遠方から参加の場合、事務局による宿泊の手配はいたしません。

応募締切 10月7日(月)23:59
※応募を締め切りました
募集人数 20名程度(応募者多数の場合、抽選)

講師紹介

中尾根美沙子

全体監修

青山学院大学社会情報学部プロジェクト准教授/ワークショップデザイナー育成プログラム プロデューサー・講師。2008年より、ワークショップデザイナー育成プログラムの立ち上げに携わり、プロデューサーとしてカリキュラム設計、eラーニング 制作を行っているかたわら、ワークショップ、インストラクショナルデザインの研究に携わる。著書には、「ワークショップと学び」2,3巻(共著)など。


【講師よりメッセージ】
素敵な作品に出会うと、心が動き、言葉が溢れてきます。
刺激的な作品に触れると、頭が働き、もやもやした気持ちが生まれます。
そんな自分の内側の感情を、共通体験をした仲間と共有していきます。
共有により、考えが整理されたりまた広がったり……。

自分の視点と他者の視点が交わる、素敵な時間をぜひ作っていきましょう。

ゲスト講師

撮影:平岩 享

多田 淳之介

第2回 演劇ワークショップ講師

1976年生まれ。演出家。東京デスロック主宰。APAF-アジア舞台芸術人材育成部門ディレクター。東京芸術祭プランニングチームメンバー。四国学院大学非常勤講師。古典、現代戯曲、ダンス、パフォーマンス作品まで、現代の当事者性をフォーカスしアクチュアルな作品を立ち上げる。全国の文化施設、教育機関で演劇を専門としない人との創作、ワークショップも積極的に行い、演劇の持つ対話力・協働力を広く伝える。韓国、東南アジアとの海外共同製作も多数。2014年韓国の第50回東亜演劇賞演出賞を外国人として初受賞。  

Kim Jeong

キム・ジョン

演出家

作家、演出家、俳優、スタッフが集い、あらたな舞台言語の創造を目指すコレクティブ「プロジェクト・ホワイル」のメンバー。ハン・テスクのもとで学んだ後、緻密な脚本解釈と独創的なスタイルを両立させる演出家として活躍。2017年ドンア・ドラマアワード新人演出家賞、2018年ドゥサン・アーティストアワードパフォーマンス部門受賞。

ウンラー・パーウドム

振付家・ダンサー

14歳の時、ラオス南部のチャムパーサックからビエンチャンへ移住。2004年からラオバンファイ・アソシエーションのもとでヒップホップダンスを始める。アジアやフランスで数々の公演、バトルに参加した後、2013年ファンラオ・ダンスカンパニーを設立。

ヌーナファ・ソイダラ

振付家・ダンサー

ラオスの伝統舞踊を学び、2006年ウンラー・パーウドムを通じヒップホップダンスに、オレ・カムチャンラを通じコンテンポラリーダンスに触れる。2008年以後はフランス国内を巡りつつ、ベルギー、ルクセンブルク、マレーシアでも滞在制作を行う。2013年ファンラオ・ダンスカンパニーを設立。

JK・アニコチェ

パフォーマンス・メイカー

マニラを拠点に活動する「シパット・ラウィン・アンサンブル」のアーティスティック・ディレクター。被差別、被災コミュニティの若者向けのワークショップや読み聞かせの普及など、コミュニティと舞台芸術との関係を軸に幅広く活躍する。

マグダ・シュペフト

演出家

1990年ポーランド生まれ。ヴロツワフ大学でジャーナリズムとソーシャル・コミュニケーションを学んだ後、クラクフ国立演劇大学に入学、演出活動を開始。映像やドキュメンタリー、ビジュアルアート、ダンスの要素を取り入れるなど、従来の演劇の枠組みを問う作品づくりを行う。代表作に『私を愛したイルカ』(14)、『シューベルト。12人の演奏家によるロマンティックな第一弦楽四重奏』(16)、『捨てなかったもの』(19)。

フォトギャラリー

  • Photo: Kazuya Kato
  • Photo: Kazuya Kato
  • Photo: Kazuya Kato
  • Photo: Kazuya Kato
  • Photo: Kazuya Kato
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  • Photo: Kazuya Kato
  • Photo: Kazuya Kato

昨年度の様子

昨年度の様子は、PDFドキュメントでご覧になれます。

18年度のドキュメントはこちら(PDF)
ダイアローグ・ネクスト ドキュメント

 

スタッフ

全体監修 中尾根美沙子
制作

神永真美、岡崎由実子

企画 フェスティバル/トーキョー