開催趣旨
フェスティバル/トーキョー17 新しい人 広い場所へ
フェスティバル/トーキョー(F/T)は、東京で開催される国際的な舞台芸術フェスティバルとして、舞台芸術の魅力を多角的に提示し、国境、世代、ジャンルを越えて多様な価値が出合い、互いに刺激しあうことで、あらたな可能性を拓くことを目指しています。
第10回となるF/T17は、「新しい人 広い場所へ」をテーマとし、国内外から集結する同時代の優れた舞台作品の上演を軸に、各作品に関連したトーク、映画上映などのプログラムを展開します。 F/Tではこれまでも、政治的な衝突やマスメディアによって張り巡らされたさまざまな境界線を突破するためには、アートにおける交流こそが有効であり、 それこそが国際的なフェスティバルのもっとも重要なミッションであると考えてきました。今年からは、視線を先に据え、今はまだ見ぬ時代の担い手に向けて、彼らが時代の主役となる10年、20年先の未来に、そのミッションを果たせるよう、国際交流の基盤作りをしっかりと行っていきます。
具体的なプログラムでは、日本の舞台芸術シーンを牽引する演出家たちによる新作公演や、国境を越えたパートナーシップに基づく共同製作作品の上演、さらに引き続き東日本大震災の経験を経て生みだされた表現にも目を向けていきます。また、アジア地域から1カ国を選び特集する「アジアシリーズ」の第4弾では、アジア最大の国であり、政治・経済をはじめあらゆるシーンで存在感を増す中国を特集。国際的な活動を行っているミレニアル世代のアーティストの招聘に加え、音楽、ファッション、サブカルチャーなど広く紹介します。さらに昨年立ち上がった「まちなかパフォーマンスシリーズ」では、ジャンルを超え、より舞台芸術のすそ野を広げる活動に取り組んでいきます。加えて、東京の舞台芸術シーンを伝えるものとして、F/Tと同時期に東京近郊で実施される12演目を連携プログラムとして、紹介していきます。
開催概要
名称 | フェスティバル/トーキョー17 | |
会期 | 2017年(平成29)9月30日(土)~11月12日(日) | |
会場 | 東京芸術劇場 あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター) 南池袋公園 PARADISE AIR ほか |
|
プログラム数 | 主催プログラム14演目 連携プログラム12演目 |
|
主催 | フェスティバル/トーキョー実行委員会 豊島区/公益財団法人としま未来文化財団/NPO法人アートネットワーク・ジャパン、 アーツカウンシル東京・東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団) |
|
オープニングプログラム共催 | 国際交流基金アジアセンター | |
協賛 | アサヒグループホールディングス株式会社、株式会社資生堂 | |
後援 | 外務省、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、J-WAVE 81.3 FM | |
特別協力 | 西武池袋本店、東武百貨店池袋店、東武鉄道株式会社、株式会社サンシャインシティ、チャコット株式会社、株式会社ヒューマックスシネマ | |
協力 | 東京商工会議所豊島支部、豊島区商店街連合会、豊島区町会連合会、一般社団法人豊島区観光協会、一般社団法人豊島産業協会、公益社団法人豊島法人会、池袋西口商店街連合会、特定非営利活動法人ゼファー池袋まちづくり、池袋西口公園活用協議会、南池袋公園をよくする会、ホテルメトロポリタン、ホテル グランドシティ、池袋ホテル会 | |
宣伝協力 | 株式会社ポスターハリス・カンパニー、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、アップリンク |
平成29年度 文化庁 文化芸術創造活用プラットフォーム形成事業(池袋/としま/東京アーツプロジェクト事業、としま国際アートフェスティバル事業)
フェスティバル/トーキョー17は東京芸術祭 2017の一環として開催されます。
名称 |
---|
フェスティバル/トーキョー17 |
会期 |
2017年(平成29)9月30日(土)~11月12日(日) |
会場 |
東京芸術劇場 あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター) 南池袋公園 PARADISE AIR ほか |
プログラム数 |
主催プログラム14演目 連携プログラム12演目 |
主催 |
フェスティバル/トーキョー実行委員会 |
豊島区/公益財団法人としま未来文化財団/NPO法人アートネットワーク・ジャパン、 |
アーツカウンシル東京・東京芸術劇場 (公益財団法人東京都歴史文化財団) |
オープニングプログラム共催 |
独立行政法人国際交流基金アジアセンター |
協賛 |
アサヒグループホールディングス株式会社、株式会社資生堂 |
後援 |
外務省、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、J-WAVE 81.3 FM |
特別協力 |
西武池袋本店、東武百貨店池袋店、東武鉄道株式会社、株式会社サンシャインシティ、チャコット株式会社、株式会社ヒューマックスシネマ |
協力 |
東京商工会議所豊島支部、豊島区商店街連合会、豊島区町会連合会、一般社団法人豊島区観光協会、一般社団法人豊島産業協会、公益社団法人豊島法人会、池袋西口商店街連合会、特定非営利活動法人ゼファー池袋まちづくり、池袋西口公園活用協議会、南池袋公園をよくする会、ホテルメトロポリタン、ホテル グランドシティ、池袋ホテル会 |
宣伝協力 |
株式会社ポスターハリス・カンパニー、 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、 アップリンク |
平成29年度 文化庁 文化芸術創造活用プラットフォーム形成事業(池袋/としま/東京アーツプロジェクト事業、としま国際アートフェスティバル事業)
フェスティバル/トーキョー17は東京芸術祭 2017の一環として開催されます。
フェスティバル/トーキョー実行委員会 | ||
顧問 | 野村 萬 | 公益社団法人日本芸能実演家団体協議会 会長、能楽師 |
福原義春 | 株式会社資生堂 名誉会長 | |
名誉実行委員長 | 高野之夫 | 豊島区長 |
実行委員長 | 福地茂雄 | 公益財団法人新国立劇場運営財団 顧問、アサヒビール株式会社 社友 |
副実行委員長 | 市村作知雄 | NPO 法人アートネットワーク・ジャパン 顧問 フェスティバル/トーキョー ディレクター |
小澤弘一 | 豊島区文化商工部長 | |
東澤 昭 | 公益財団法人としま未来文化財団 常務理事/事務局長 | |
委員 | 尾﨑元規 | 公益社団法人企業メセナ協議会 理事長、花王株式会社 顧問 |
熊倉純子 | 東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 教授 | |
田中俊宏 | 株式会社資生堂企業文化部長 | |
鈴木敦子 | アサヒグループホールディングス株式会社CSR部門ゼネラルマネージャー | |
鈴木正美 | 東京商工会議所豊島支部 会長 | |
永井多恵子 | 公益財団法人せたがや文化財団 理事長 | |
樋口友久 | 豊島区文化商工部文化デザイン課長 | |
岸 正人 | 公益財団法人としま未来文化財団 劇場開設準備担当課長 | |
蓮池奈緒子 | 公益財団法人としま未来文化財団 あうるすぽっと(豊島区舞台芸術交流センター) 支配人 | |
米原晶子 | NPO法人アートネットワーク・ジャパン事務局長 | |
葦原円花 | フェスティバル/トーキョー 事務局長 | |
河合千佳 | フェスティバル/トーキョー 副ディレクター | |
監事 | 佐々木美津子 | 豊島区総務部総務課長 |
法務アドバイザー | 福井健策、北澤尚登 | (骨董通り法律事務所) |
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局 | ||
ディレクター | 市村作知雄 | |
副ディレクター | 河合千佳 | |
事務局長 | 葦原円花 | |
制作 | 十万亜紀子、荒川真由子、砂川史織、松宮俊文、三竿文乃、横井貴子、武田侑子、岡崎由実子、藤井友理、細川浩伸、長田崇史、四宮章吾、山縣昌雄、横尾千穂 | |
広報 | 小倉明紀子、神永真美 | |
経理 | 堤 久美子 | |
総務 | 米原晶子、平田幸来 | |
票券 | 武井和美 | |
技術監督 | 寅川英司 | |
技術監督アシスタント | 河野千鶴 | |
照明コーディネート | 佐々木真喜子(株式会社ファクター) | |
音響コーディネート | 相川 晶(有限会社サウンドウィーズ) | |
アートディレクション | 氏家啓雄(有限会社氏家プランニングオフィス) | |
イラスト | naomi@paris,tokyo | |
ウェブサイト | 竹下雅哉(有限会社氏家プランニングオフィス) | |
ブックレット | 降旗 剛(FLAGS) | |
海外広報・翻訳 | ウィリアム・アンドリューズ | |
物販 | 渡辺 淳 | |
演目紹介執筆 | 鈴木理映子 | |
プログラム・コーディネート | 横堀応彦 | |
中国プログラム・コーディネート | 小山ひとみ | |
ウェブマガジン編集 | 島貫泰介 |
フェスティバル/トーキョー実行委員会
顧問
野村 萬
公益社団法人日本芸能実演家団体協議会 会長、能楽師
福原義春
株式会社資生堂 名誉会長
名誉実行委員長
高野之夫
豊島区長
実行委員長
福地茂雄
公益財団法人新国立劇場運営財団 顧問、
アサヒビール株式会社 社友
副実行委員長
市村作知雄
NPO 法人アートネットワーク・ジャパン 顧問
フェスティバル/トーキョー ディレクター
小澤弘一
豊島区文化商工部長
東澤 昭
公益財団法人としま未来文化財団 常務理事/事務局長
委員
尾﨑元規
公益社団法人企業メセナ協議会 理事長、
花王株式会社 顧問
熊倉純子
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 教授
田中俊宏
株式会社資生堂企業文化部長
鈴木敦子
アサヒグループホールディングス株式会社CSR部門 ゼネラルマネージャー
鈴木正美
東京商工会議所豊島支部 会長
永井多恵子
公益財団法人せたがや文化財団 理事長
樋口友久
豊島区文化商工部文化デザイン課長
岸 正人
公益財団法人としま未来文化財団 劇場開設準備担当課長
蓮池奈緒子
公益財団法人としま未来文化財団 あうるすぽっと(豊島区舞台芸術交流センター) 支配人
米原晶子
NPO法人アートネットワーク・ジャパン事務局長
葦原円花
フェスティバル/トーキョー 事務局長
河合千佳
フェスティバル/トーキョー 副ディレクター
監事
佐々木美津子
豊島区総務部総務課長
法務アドバイザー
福井健策、北澤尚登(骨董通り法律事務所)
フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局
ディレクター
市村作知雄
副ディレクター
河合千佳
事務局長
葦原円花
制作
十万亜紀子、荒川真由子、砂川史織、松宮俊文、三竿文乃、横井貴子、武田侑子、岡崎由実子、藤井友理、細川浩伸、長田崇史、四宮章吾、山縣昌雄、横尾千穂
広報
小倉明紀子、神永真美
経理
堤 久美子
総務
米原晶子、平田幸来
票券
武井和美
技術監督
寅川英司
技術監督アシスタント
河野千鶴
照明コーディネート
佐々木真喜子(株式会社ファクター)
音響コーディネート
相川 晶(有限会社サウンドウィーズ)
アートディレクション
氏家啓雄(有限会社氏家プランニングオフィス)
イラスト
naomi@paris,tokyo
ウェブサイト
竹下雅哉(有限会社氏家プランニングオフィス)
ブックレット
降旗 剛(FLAGS)
海外広報・翻訳
ウィリアム・アンドリューズ
物販
渡辺 淳
演目紹介執筆
鈴木理映子
プログラム・コーディネート
横堀応彦
中国プログラム・コーディネート
小山ひとみ
ウェブマガジン編集
島貫泰介
主催者挨拶
今年も日本最大級の国際的舞台芸術の祭典、フェスティバル/トーキョー(F/T)が開幕いたします。
今や池袋の秋を彩る風物詩となったF/Tは、今年で記念すべき第10回を迎えました。節目となる今回は、豊島区が目指す「まち全体が舞台の、誰もが主役になれる劇場都市」を体現する、多彩なプログラムを更に盛大に展開していきます。ぜひご堪能ください。
豊島区では庁舎跡地開発エリアの愛称が「Hareza(ハレザ)池袋」に決定しました。「8つの劇場」が織りなす、国際色豊かな“文化にぎわい拠点”が2020年夏、誕生します。世界が注目する2020年東京オリンピック・パラリンピックと軌を一にして、豊島区は「国際アート・カルチャー都市」づくりを益々力強く推し進めてまいります。どうぞご期待ください。
最後に、開催にあたり、ご尽力、ご協力いただいた、関係者の皆様、地元の商店街、企業、団体の皆様に衷心より御礼申し上げ、あいさつといたします。
フェスティバル/トーキョー名誉実行委員長
豊島区長 高野之夫
2009年にスター卜したF/Tは、これまで264以上の作品を上演し、合わせて56万人を超えるお客様にご来場いただきました。
第10回となるF/T17では、アジアの舞台芸術シーンを牽引するアーティストの国際共同製作に加え、国内・海外の様々なアーティストの作品を紹介いたします。
この国際フェスティバルの開催を通じて、東京から新しい価値を世界に向けて創造・発信するとともに、国内外各地のフェスティバルや劇場、文化機関とのネットワークをさらに強め、地域や国境を越えた文化交流に貢献することを目指し邁進して参ります。
開催にあたり、文化庁、国際交流基金アジアセンター、ご協賛企業ならびに地域の各団体をはじめ、多大なご支援・ご協力をお寄せ下さっている皆様にこの場をお借りしてあらためてお礼申し上げます。
フェスティバル/トーキョー実行委員長
公益財団法人新国立劇場運営財団 顧問、アサヒビール株式会社 社友 福地茂雄
F/Tは、世界的な文化創造都市を実現するために、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が芸術団体やNPO等と協力して実施するプロジェクトです。
2009年2月に誕生して、今年は10回目となります。国内外から時代を切り取る先鋭的なプログラムが集まる国際舞台芸術祭として関心を集め、芸術文化を創造できる環境が備わった東京の姿を示してきました。
昨年からは、東京都が掲げる都市型総合芸術祭である「東京芸術祭」に合流し、プログラムをより多様なものとし、新たな価値観をはぐくむ交流と参加の場の拡充を段階的に展開しているところです。
舞台芸術の奥深さを体感させ、可能性を探るフェスティバル/トーキョーに、今年もご期待ください。
アーツカウンシル東京(公益法人東京都歴史文化財団)
機構長 三好勝則
今回でF/ Tは10回を迎える。初期の6回のディレクションを担当し、フェスティバルの方向性を導きだした相馬千秋氏に敬意を表したい。
私たちの活動にはアートへの信頼性が絶対的に必要である。シリア難民のキャンプから発信を続ける幼い少女は「世界の人々は私たちの置かれている立場を想像してほしい」と主張している。他人に起きたことを自分の事のように感じ取れるのか、また遠いところの出来事を自分の事のように感じ取れるのか、その能力を最大に磨くことができるのがアートであり、福祉や環境また平和と相互理解でさえこの能力なくしては実現できない。その意味でアートは生きていく上で必要不可欠なものであり、社会のまた人間の根源に関わるものと信じている。
今回のプログラムもまた若い世代が将来作り出す世界がどのようなものとなるのか「新しい人 広い場所へ」、それをテーマとしている。乞うご期待。
フェスティバル/トーキョー ディレクター
市村作知雄