ゾンビオペラ『死の舞踏』

安野太郎(コンセプト・作曲)×渡邊未帆(ドラマトゥルク)×危口統之(美術)
11月12日(木)~11月15日(日)
会場 にしすがも創造舎
日程 11/12(木)19:30
11/13(金)19:30★
11/14(土)19:30★
11/15(日)14:30◎
※受付開始は開演の1時間前、開場は30分前
★ポスト・パフォーマンストークあり
◎「ゾンビをマヂカデ・ミル・ツアー」
上演時間 1時間15分(休憩なし・予定)
上演言語 日本語(字幕なし)
チケット 一般前売
自由席(整理番号つき)3,500円(当日+500円)
ペア(1枚あたり)¥3,150
5演目セット¥2,800
3演目セット¥3,000
学生 ※当日券共通。当日受付で要学生証提¥2,300
高校生以下
※当日券共通。当日受付で要学生証または年齢確認可能な証明書の提示
¥1,000
【プレイガイド】
東京芸術劇場ボックスオフィス
チケットぴあ[Pコード:561-082]
カンフェティ
Zombie

zombie opera Pamphlet当日パンフレット(PDF)

ゾンビ音楽でつづる死への行進。オペラの新領域がここに拓かれる!

 死神に先導され、恐怖に踊りつつ死に赴く人々の列を描いた「死の舞踏」。死の普遍性を伝えるものとして、中世ヨーロッパ以来、さまざまな芸術作品、文学に引用されてきたイメージを、現代のアーティストによる「オペラ」として上演する試みがここに始まった。
 クリエーションの起点となるのは、コンピューター制御された指がリコーダーやクラリネットなどの楽器を演奏をする「ゾンビ音楽」。作曲家・安野太郎が考案したこの「音楽の生ける屍」と、ドラマトゥルクの渡邊未帆による音楽の歴史や理論めぐる考証、演劇の枠を超えアグレッシブな活躍ぶりを見せる「悪魔のしるし」の危口統之が手がける美術が一体となってつくりあげる舞台は、「死」の存在感を改めて強く印象づけるものとなるだろう。オペラの新たな領域もそこに拓かれるはずだ。

★ポスト・パフォーマンストーク ゲスト
11/13(金)19:30の回 安野太郎×渡邊未帆×危口統之
11/14(土)19:30の回 安野太郎×市村作知雄(フェスティバル/トーキョー15ディレクターズコミッティ代表)

◎「ゾンビをマヂカデ・ミル・ツアー」
11/15(日)14:30の回 安野太郎によるゾンビ音楽レクチャー+舞台装置を体験できるバックステージツアー

F/T15公演 舞台写真

  • Zombie撮影:松本和幸
  • Zombie撮影:松本和幸
  • Zombie撮影:松本和幸
  • Zombie撮影:松本和幸
  • Zombie撮影:松本和幸
  • Zombie撮影:松本和幸
  • Zombie撮影:松本和幸
  • Zombie撮影:松本和幸
  • Zombie撮影:松本和幸
  • Zombie撮影:松本和幸
  • Zombie撮影:松本和幸
  • Zombie撮影:松本和幸

コメント

「ゾンビ映画なら恐いもの見たさで見るだろう。
 ゾンビオペラは見たいから見に行くのだ。
 ああ早く暗闇の彼方の魔法の時間を見せてくれ聞かせてくれ。」

小沢 剛(美術家)


「これは、察するに、今日の人間社会の誤謬から生まれでた物語であろう!
 ゾンビとは我々から産まれた鏡の国の世界だ。」
坂田 明(サックス・クラリネット奏者)


ムービー

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アーティスト・プロフィール

Taro Yasuno

安野太郎 Taro Yasuno

作曲家

1979年生まれ。日本とブラジルのハーフ。DTM (デスクトップミュージック) やエレク卜口サウンドとしてのコンピューター・ミュージックとは異なる軸でテクノロジーと向き合う音楽を作ってきた。代表作に『音楽映画』シリーズ、『サーチエンジン』(第12回文化庁メディア芸術祭)、『ゾンビ音楽』(第17回文化庁メディア芸術祭)、ゾンビ四重奏『Quartet of the Living Dead』(第7回JFC作曲賞)、CDアルバム『デュエット・オブ・ザ・リビングデッド』『カルテット・オブ・ザ・リビングデッド』(第69回文化庁芸術祭レコード部門)等がある。現在、日本大学藝術学部非常勤講師、研究員。
Twitter: @poino
Facebook: Taro Yasuno
Web: http://zombie.poino.net/
F/T Books アーティスト選書


Miho Watanabe

渡邊未帆 Miho Watanabe

音楽ドラマトゥルク

東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了。ラジオ番組制作、雑誌や書籍の編集、執筆など。F/T14では『春の祭典』の音楽ドラマトゥルクを務めた。現在、早稲田大学非常勤講師。
Facebook: miho.watanabe.585
F/T Books アーティスト選書


Noriyuki Kiguchi

危口統之 Noriyuki Kiguchi

悪魔のしるし主宰、演出家

1975年倉敷市生まれ。横浜国立大学工学部卒。在学中に演劇活動を開始するも卒業後ほどなくして停止、以後建設作業員として数年暮らす。2008年頃から活動再開、演劇その他を企画上演する集まり「悪魔のしるし」を組織し現在に至る。2014年度よりセゾン文化財団シニア・フェロー。主な作品に『搬入プロジェクト』、『わが父、ジャコメッティ』など。
Web: www.akumanoshirushi.com
F/T Books アーティスト選書


キャスト/スタッフ

コンセプト・作曲 安野太郎
ドラマトゥルク 渡邊未帆
美術 危口統之
出演 浅井信好、岸本昌也、左藤英美、新大久保 鷹、滝腰教寛、東金晃生、中村桃子、長屋耕太、八重尾 恵、山崎春美
技術監督 寅川英司
技術監督助手 河野千鶴
舞台監督 渡部景介
演出部 佐藤 豪
照明 中能 良(株式会社DOTWORKS)
音響 相川 晶(有限会社サウンドウィーズ)
音響オペレーター 許斐 祐
衣裳 藤谷香子(FAIFAI)
映像 松澤延拓、堀田 創
美術コーディネーター 中村友美
バルーン 安元啓一郎(有限会社クラウン・ビー)
鉄骨 長船浩二(オサフネ製作所)
ゾンビ制作 安野太郎、松本祐一
ゾンビアシスタント 後藤 天
宣伝美術 宮村ヤスヲ
制作 荒川真由子、十万亜紀子
制作アシスタント 石田晶子
協力 澤田秀之(香川大学 工学部 知能機械システム工学科)、
広重真人 (北海道教育大学教育学部釧路校 地域学校教育)
特別協力 タカハ機工株式会社(ソレノイド)
主催・企画・製作 フェスティバル/トーキョー

文化庁メディア芸術祭協賛事業

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