フェスティバル/トーキョーにて、連日大盛況!
人気を博しているおやじカフェ。
今週末21日(土)は、カフェの中で二つのイベントがあります。
昼は伊藤キム店長と、東京藝術大学准教授の熊倉純子さんのトーク。
そして夜はおやじカフェDJタイム!
☆おやじカフェトーク☆
出演:伊藤キム(おやじカフェ店長・振付家・ダンサー)&熊倉純子(東京藝術大学准教授)
会場:池袋駅西口公園特設ドーム
日時:3月21日(土)16:00〜(約40分)
入場無料
*ご飲食料金は別途必要となります
おやじカフェのコンセプトや開店までの経緯等が、営業中はひっそり脇に佇む店長から直に聞ける、またとない機会です!
★おやじカフェDJタイム★
日時:3月21日(土)21:00頃〜23:00(閉店)
DJ:牛川紀政
今回のDJは伊藤キム店長つながりで、牛川紀政さんです。牛川さんは店長の主宰するダンスカンパニー『輝く未来』をはじめ、数々のコンテンポラリーダンスの舞台の音響も手がけています。
先週の15日に続くおやじカフェDJタイム、第二回目の21日は、ハウスに懐かしのディスコを交ぜた夜となります。
昼夜ともに、みなさまのご来場を、おやじ一同お待ちしております!
Photo by Masahiro Hasunuma
いよいよ明日に迫ったF/Tの開幕。
そんな中、一昨日か突如池袋西口公園に出現した謎の白い2つのドーム。
もう、ご覧になった方もいらっしゃいますか?
そう、あれが「F/Tステーション」なのです。
「F/Tステーション」とは、フェスティバル/トーキョーの"ひろば"。
F/Tに集まる世界中・日本中の出演者やアーティスト、観客はもちろん、池袋を訪れたいろいろな人達が自由に集まって、
F/Tについて語りあい、情報に触れることのできる場所です。
ドームの中には、インフォメーション、ショップ、カフェ、映像インスタレーションがあって、週末には"おやじカフェ"が開店。
みなさん、ぜひぜひお立ち寄りください。
そして、ステーションオープンを記念してトークが開催されます。
出演は、今回カフェのディレクションを担当した児玉覚生と、横浜トリエンナーレ2005や川俣正展(東京都現代美術館)、別府現代芸術フェスティバル2009などで彼の活動を間近で見てきたアートコーディネーターの関ひろ子が、アート活動としての『カフェ』で起こる様々な出来事について、のんびり語ります。
ステーション・トーク # vol. 1
出演:児玉覚生(F/Tステーション・カフェディレクション)×関ひろ子(アートコーディネーター、別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」広報)
日時: 2月26日(木) 20:00〜21:00
入場無料 *ご飲食料金は別途必要となります
アートを通じて人を繋ぐことに興味がある方は、現場での生の声を聞くチャンスですよ!
2月4日、フェスティバル/トーキョーのプレオープニングを飾る国際シンポジウム
「今日の文化を再考する―米国・フランス・日本の文化システムを巡って」が開催されました。
東京芸術劇場中ホールを埋め尽くす600名を超える聴衆が集まりました。
(c)masahiro hasunuma
(c)masahiro hasunuma
そのお目当ては、なんといっても、ジャック・ラング元仏文化大臣。
このお方が、どれだけすごい人かを一言でいうならば・・・私たちが今日享受している、文化や芸術をめぐる根本的な考え方を世界で提示し、実践し、システム化した人ということになるでしょうか。ジャック・ラングがいなかったら、今私たちの活動のおおもとを支えている、「公共による芸術支援の必然性」という考え方そのものが成立していないといっても過言ではないでしょう。
ミッテラン政権下、40歳で文化大臣に大抜擢され、82年から93年まで12年間の長きにわたり大臣職つとめたジャック・ラングは、フランスで最も有名で人気のある政治家の一人。
そんな人物ですが、彼がそこまで全世界的に影響力のある文化政策を推進することができたのは、彼こそが、芸術を愛してやまない現場人間だったからともいえるでしょう。若干24歳でナンシー世界演劇祭を自ら創設、世界的アーティストを次々と発掘・輩出し、33歳で国立シャイヨー宮劇場芸術監督に任命されたという、演劇界の若き指導者であったジャック・ラング。奇しくも彼が78年にナンシーに招聘した『金柑少年』が、今回フェスティバル/トーキョーの中でもリ・クリエーションとして再演されるというのも感慨深いものがあります。
(c)masahiro hasunuma
今回、コーディネータの根本長兵衛氏をはじめ、多くの方々のご尽力によって実現することができたシンポジウム。フェスティバル/トーキョーという、東京にようやく誕生を許された世界的な演劇祭のオープニングに、ジャック・ラング氏をお迎えし、その力強い演説と応援を共有することができたことは、私たちが目指すフェスティバルの幕開けとして最上級のエールになったと確信しています!
F/T program director
いよいよ2009年が幕を開け、フェスティバル/トーキョー開催までカウントダウンが始まりました! 今年は第一回F/T開催、そしてなんと第二回目も同年に開催されるという、スペシャルな一年。とにかく、覚醒したまま走り抜ける覚悟です、今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、年明け最初のイヴェント、『カール・マルクス、資本論、第一巻』の演出家、ダニエル・ヴェツェル氏を迎えての上映会&トーク。ゲストには、やはりF/T参加アーティストの高山明氏。会場のドイツ文化センターのホールが満席になるほどの大盛況ぶりで、昨年の『ムネモパーク』に続いてのリミニ再上陸、F/Tへの期待が高まる会となりました。
その後、ダニエル・ヴェツェル、その演出助手のセバスチャン、そして高山明氏と4人で深夜のトーキョーを徘徊。渋谷センター街ではゲーセンで遊び(UFOキャッチャーでぬいぐるみゲット!)、さらにマンガ喫茶で一休みして、新宿歌舞伎町を徘徊しながらゴールデン街へ。そこでなんと!とあるバーへあがる階段の壁面に、F/Tのポスターを発見! しかも、同じ並びの別店舗にももう一枚発見!恐るべしゴールデン街。思わずポスターの前で記念撮影。
そして最後は、職安通りの巨大ドンキホーテ。資本主義の末期症状をリサーチするという名目のもと、これでもかと溢れ出る商品の中に身を無防備にさらすアーティストたち。。。
こんな無防備な時間が、次のクリエーションにつながることを信じたいものです。
それにしても元気なドイツ人の二人、朝5時過ぎにホテルに戻り、そのまま成田に向かったようです。1ヶ月半後、再会が楽しみですね。
F/T program director