インターンシップ・プログラム

フェスティバル/トーキョー(F/T)では、舞台芸術や文化芸術の分野で働くことを志す方々にむけて、本年もインターンシップ・プログラムを実施します。
今回のプログラムは、座学講座や、ミーティングでのオンライン活用、少人数での現場研修など、感染症対策を実施しながら、できうる形でみなさまとお会いしたいと考えております。

フェスティバルを開催するには、準備期間から本番当日の運営まで、地道で丁寧な作業の積み重ねが必要です。インターン実施期間はフェスティバルの運営・広報業務や、舞台芸術に携わるための知識を養う各種講座を実施します。芸術に携わるための知識や経験を身につけたい方、自身にあった文化芸術との関わり方・働き方を探したい・考えたいという方からのご応募をお待ちしております。

募集要項

今年度のインターンシップ・プロラグムの募集は締め切りました。



F/Tインターンシップ・プログラム経験者アンケート

F/Tインターンシップ・プログラム経験者(F/T16-19)にアンケートを実施しました。

アンケートでは、F/Tインターンの満足度や、今どんな風に過ごされているのかをお聞きしました。
これからF/Tインターンに応募しようと思っている方のために集計したアンケートから一部を公開いたします。
8割の方が舞台芸術業界への就業や進学を目指し、そのうち6割の以上の方が現在就業中・進学済みとの回答です。


経験者アンケートの閲覧はこちら

インターンシップ・プログラム経験者より


広報インターン


「芸術・文化はどうなっていくのか?私は何が出来るのか?」と考えていて、その答えを見つけるために、インターンを始めました。フェスティバル/トーキョーの勉強会では、芸術・文化を支える様々な職種の方のお話を聞くことが出来ます。制作や広報の活動では、作業現場や稽古場に赴いて、実際に作品を作り上げていく過程を見ることが出来ます。私は広報で、区役所に掲示するポスター制作、インタビュー取材、プレス向け記事制作などを行い、その中で自然と芸術・文化と自分の役割について考えました。また、自分と同じように芸術や文化に関心があるけれど、自分とは異なる考え方を持つ仲間に出会い、沢山、意見を交わし、ぶつけ合いながら過ごすことが出来ます。インターンの3ヶ月間は、常に、芸術・文化を考え、向き合うことが出来る濃密な時間です。今、芸術・文化に関心があり、自分の答えを探したい人が、その答えはフェスティバル/トーキョーにきっとあります。
(Yさん/当時の所属:大学院生・博士課程後期)


制作インターン


全くの別業界で働いていましたが、本当にやりたいことを仕事にしよう!と心に決め、インターンに応募しました。「企画」が「公演」になっていく過程を経験できたことにより、次のステップを踏み出す先を決意することができました。 インターンでは主に①公益財団やNPOなど舞台芸術を支える方々による講義+②公演に向 けた各準備+③本番(仕込み~バラシ)を通じて、「舞台芸術分野の中でどのような仕事を したいのか」考えを深める期間になりました。 そして何よりも、舞台監督や音響など各現場の生の声を伺えたり、同じような業界を志すインターンの仲間に出会えたりしたことは、何ものにも代えがたい財産です。
(Yさん/当時の所属:社会人)


制作インターン


「成長したな!」と肩を叩いてくださったのは、最終日まで活動されていたアーティストご本人でした。またそれは私自身の実感でもありました。振り返ると、外側から作品を支えるのは初めてで、最初は不安もありました。しかし、インターンを通して、最後には強い自信がつきました。まず、勉強会で芸術祭にまつわる制度や活動を学びました。業界で実際に働く人のお話を聞き、その原動力や状況を知ることで舞台芸術への新しい視座を得られました。続いて、制作の現場ではチラシの配送作業や導線の確保、会場の整備を行いました。特定の作品を継続的に支えることで、企画が前進する場面に立ち会うことができ、芸術祭の輪郭を確かに形作っていると感じました。特に、街中でのプログラムでアーティストの方々と一緒に設営を行なった経験は、直接作品に関われた出来事として強く印象に残っています。現在も、期間中に積み上げられた考えを元に劇作を行うなど、長期的な関心に繋がっています。
Sさん/当時の所属:大学院生)

お問い合わせ

フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局 教育普及 担当:小倉・名取
TEL:03-5961-5202
MAIL:ft-supporter@festival-tokyo.jp