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概要


F/T11では、国内およびアジア諸国から10名の批評家、ジャーナリストを東京に招聘。フェスティバルを直接体験し、それぞれの国に向けて劇評、リポートを多言語で発信。さらにトークイベント等を通しF/T全体の批評活動を盛り上げる。アジア、そして東京から眺めた、「現代演劇のいま」とその役割とは――。
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批評家プロフィール

福嶋亮大 日本

1981年生まれ。文芸評論家、中国文学者。現在は京都大学文学部非常勤講師。現代の消費文化の諸相、及びその東アジアにおける拡散を研究テーマとする。著書に「神話が考える――ネットワーク社会の文化論」。その他「ユリイカ」「思想地図」「新潮」などに論文を寄稿。

岩城京子 日本

1977年生まれ。パフォーミングアーツ・ジャーナリスト。世界14カ国26都市を視察。主な執筆先にAERA、週刊朝日、AGORAなど。2010年神奈川芸術劇場 クリエイティブ・パートナー就任。現在ロンドン大学ゴールドスミス校大学院修士課程在籍中。9月末に和英バイリンガル書籍「TOKYO THEATRE TODAY」出版予定。

コン・イーウェイ 耿一偉 台湾

1969年台湾花蓮生まれ。台湾藝術大学演劇学科客員准教授、国際演劇評論家協会(IATC/AICT)台湾センターの事務局長、or嶺街小劇場運営委員、2011台新アートアワードの審査委員長など幅広く活動。2012年‐14年台北アーツフェスティバルのアーティスティック・ディレクターに就任予定。

キム・ナムス 韓国

1969年生まれ。舞踊評論家。国立劇団学術出版チーム主任研究員。2002年に第9回舞踊芸術賞舞踊評論部門を受賞し、舞踊月刊誌「モムMom」を中心に評論活動を続ける。06年創刊のパフォーミングアーツ誌「パンPan」の編集委員。08年からはナム・ジュン・パイク・アートセンターの学芸研究員として3年間勤務した。

リー・ホンユー 李宏宇 中国

1974年生まれ。2001年より「南方週末」の記者、編集委員を務める。主に映画、現代アートを担当。ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭、香港国際映画祭などの映画祭のレポートやドクメンタ、ヴェネチア・ビエンナーレ、アート・ドバイなど国際美術展のレポートを執筆している。演劇、ダンス、音楽、建築にも造詣が深い。

チケット

リン・ユービン 林于竝 台湾

1963年台湾彰化市生まれ。輔仁大学マスコミ学科卒業。国立台北芸術大学専任副教授。台湾の新聞紙「中時晩報」のジャーナリストを経て、1991年に日本に留学。広島大学社会科学研究科に在籍し、日本現代演劇を専攻した。現在は「PAR表演芸術」などの舞台芸術専門誌でも批評を展開。

パウィット・マハサリナンド タイ

1972年生まれ。タイ国立チュラロンコン大学文学部演劇学科教授。フルブライト奨学生およびAsian Cultural Councilフェローとして、ノースウエスタン大学演劇学修士課程修了。2001年よりタイの大手英字新聞「The Nation」にダンスと演劇評を執筆。アジアや欧米各地で年間150公演を観劇し、10作品以上をタイ語に翻訳、紹介している。

森山直人 日本

1968年生まれ。演劇批評家。京都造形芸術大学舞台芸術学科教授、同大学舞台芸術研究センター主任研究員、機関誌『舞台芸術』編集委員。KYOTO EXPERIMENT (京都国際舞台芸術祭)2011実行委員。主な論文に「沈黙劇とその対部-あるフィクションの起源をめぐって」「〈ドキュメンタリー〉が切り開く〈舞台〉」など。

ソ・ヒョンソク 韓国

1965年生まれ。演出家、舞台芸術研究家。延世大学コミュニケーション大学院ダウォン(多元)芸術教授。クリエイターとしても活躍しており、主な演出作品に『FAT SHOW』、『||||□』(共同演出)『Heterotopia』『Desire Paths』、著書に「黄金バット/妖怪人間ベム」「未来の芸術(キム・ソンヒ共著、2012年発行予定)など。

スイ・ジン 水晶 中国

1972年生まれ。演劇評論家、演劇プランナー。北京大学文化産業研究院特別講師。中国・大学演劇フェスティバルの立ち上げ、中国初の民間劇場、北兵馬司劇場の設立にかかわる。『暗恋桃花源』(中国大陸版)など数多くの作品制作を手がける一方、中国の主要メディアに評論を発表。著書に「中国実験演劇」「暗恋20年,只為桃花源」など。

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