ニュースでもご紹介している高山明さん(Port B)演出の『個室都市 ウィーン』。
いよいよ来週末と、開幕が目前に迫って参りました!
すでに、アーティストの高山さんは5月初旬に、続いて先週末には撮影隊のスタッフがウィーン入りし、着々と現地でクリエーションを進めています。
まもなく舞台監督率いる舞台チームと制作スタッフもウィーンにわたり、開幕に向けて最後の追い込みです。
3月下旬の震災後まもなく、にしすがもから個室都市の舞台美術一式を詰め込んで出発したコンテナも、なんとか予定通り船便でウィーンに搬入される模様。
『個室都市 東京』との違いのひとつとしては、撮影隊が会期前はもちろん、なんと会期中もコンテナハウス周辺でインタビューを継続してしまいます。
2009年に東京を行き交う人たちに投げかけられたインタビュー、そして2011年のいまウィーンの人たちに投げかけられるインタビューがDVD作品となって、レンタルビデオ店の棚のように並びます。
そしてウィーンの壮麗な建築物が立ち並ぶ町並みの中に、日本の風俗カルチャーを彷彿とさせる「個室都市」の存在感と、チープな電飾看板や自動販売機がどんな異彩を放つのか、今からとても楽しみです。
本日は、今まさに作成進行中の『個室都市 ウィーン』の顔となる看板デザインを少しだけ公開!
ドイツ語の中に微妙な日本語が入り交ざった奇妙なデザインの面白さ。
今後は、現地のクリエーションの様子も交えて、FTブログにレポートしていく予定。
『個室都市 ウィーン』の展開に、ご期待ください!
個室都市 ウィーン
制作担当
制作担当