日時:2009年1月9日(金) 19:00〜 (入場無料)
会場:ドイツ文化センター
トークゲスト:
ダニエル・ヴェツェル(リミニ・プロトコル)
高山明(PortB主宰)
司会:新野守広 (立教大学教授)
「ヴァレンシュタイン」は、2005年、リミニ・プロトコルの3人のメンバーのうちのヘルガルト・ハウクとダニエル・ヴェツェルによって企画されました。2005年6月5日、第13回マンハイム国際シラーフェスティバルで初演後、2006年のベルリン演劇祭に招聘され、評判を呼んだ作品です。
「ヴァレンシュタイン」では、マンハイムとヴァイマールの警察署長、出会い系エージェンシーの女性オーナー、キリスト教民主同盟(CDU)の政治家スヴェン・オットー、軍人、米軍退役将校などが、忠誠、愛、権力、裏切り、戦争についてのシラーの原作をもとに2時間の舞台を作り出します。彼らは俳優ではなく本人です。さまざまな職業人を舞台に乗せることで、古典の原作と現代社会を結び付けるドキュメンタリー演出です。現実が演劇になり、また逆に現実が演劇になり、現代社会のさまざまな位相が多面的に映し出されます。
今回はその制作課程をテレビ局の3SatがTV放映版としてまとめた「選挙戦・ヴァレンシュタイン」を字幕付きで上映いたします。
107-0052 東京都港区赤坂7-5-56
ドイツ文化会館内
Tel.: 03-3584-3201
アクセス: 地下鉄青山一丁目駅A4出口から赤坂郵便局方面へ徒歩5分
http://www.goethe.de/ins/jp/tok/knt/anf/jaindex.htm
主催:ドイツ文化センター
共催:フェスティバル/トーキョー