みなれた「まち」から演劇をたちあげる
場所と記憶から物語をたちあげることを得意とする劇作家、三浦直之を講師に、誰でも参加できる演劇ワークショップを開催。
演劇経験がなくても大丈夫!
オープニング・プログラムの会場のひとつでもある「大塚」のまちをリサーチ、ほかの参加者と協働しながらものがたりをたちあげる過程を体験します。
※定員に達したため、募集を締切ました。
日程 |
9/28 (Sat) 13:00-17:00 ※定員に達したため、募集を締切ました。 9/29 (Sun) 9:00-13:00 ※定員に達したため、募集を締切ました。 |
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会場 | 南大塚地域文化創造館 |
対象 |
どなたでも参加いただけます。 |
定員 |
定員:15名程度/各日(先着順) |
参加費 | 無料 |
応募方法 | 8月中旬より募集を開始いたします。 応募フォームよりご応募ください。 ※グループでご参加される場合も、1名様ずつお申込みください。 |
注意事項 | 歩きやすい服装・靴でご参加ください。 また熱中症対策のため、水分が摂取できるものをご用意ください。 |
ロロ主宰。劇作家。演出家。王子小劇場で上演された『家族のこと、その他のたくさんのこと』にてロロを旗揚げ。「家族」や「恋人」など既存の関係性を問い直し、異質な存在の「
F/TインターンのHさんが当日の様子をレポートしてくれました!
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9月28日と29日の二日間にわたって、大塚駅周辺を舞台にワークショップ「演劇目線のまちあるき」を開催しました。
この企画はロロ主催の三浦直之さんを講師にむかえ、オープニング・プログラムの会場の一つでもある「大塚」のまちをリサーチし「場所の記憶から物語をたちあげる」というもの。
参加者は大塚のサンモール商店街を中心に歩きながら、自分と架空の人物との「ものがたり」を構想しました。カフェで、アパートで、広場で…まちでの生活をイメージしながら、じっくりとものがたりを考えた後、ほかの参加者と共有しました。
すると架空の人物たちの輪郭が、まるで実在する人物のかように浮かびあがってきました。
登場人物の人格は、自分の頭で考えたものがたりの中で生まれると思っていた私にとって、場所という「頭の外」からものがたりを立ち上げるということは初めての体験でした。
東日本大震災を経験した講師の三浦さんは「なくなってしまった後では、元あった建物や街の風景を思い出せなかった。だから、記憶は自分の中ではなく、場所に宿るものではないか。」とおっしゃっていました。そのような経験から、場所の記憶から演劇を作るようになったそうです。
終始なごやかな雰囲気でしたが、場所から物語を考えるという手法は、ほかの創作活動にも通ずるものがあると思いました。
参加者の皆様、楽しい時間を共有させていただきありがとうございました!
まちあるきをした大塚駅周辺は、オープニング・プログラムである「移動祝祭商店街」の会場ともなっております。
こちらにも是非いらしてくださいね!
【文責:インターンH 】
下記応募フォームよりご応募ください。
※定員に達したため、募集を締切ました。