アジアシリーズ vol.4 中国特集 『忉利天(とうりてん)』
構成・演出・美術:チェン・ティエンジュオ
11/10 (金)、11/11 (土)
会場あうるすぽっと
日程11/10 (金) 19:00★
11/11 (土) 19:30

★=終演後、ポストパフォーマンストークあり。

受付開始は開演1時間前、開場は15分前
※演出の都合上、(光や音を含む)刺激の強い描写がございます。
上演時間70分(予定)
一般前売自由席(整理番号つき) 一般前売3,500円 / 当日4,000 円 / 学生2,300円
先行割引¥2,500
5演目セット ¥2,800
3演目セット¥3,000
学生 ※当日券共通。当日受付で要学生証提¥2,300
高校生以下
※当日券共通。当日受付で要学生証または年齢確認可能な証明書の提示
¥1,000
Photo: Qianarrchy
当日パンフレット 当日パンフレット(PDF)

 

古代神×クラブミュージック。熱狂と混沌の中に立ち上がる「いま」

 彫刻や絵画といったファインアートから、グラフィックやファッションのデザインまで、縦横無尽にジャンルを行き来し、東西の多様な文化をミックスアップ、サイケデリックかつポップな作品に昇華するチェン・ティエンジュオ。英国留学を経て、ヨーロッパのレイブ、クラブシーンにも精通する彼が、これまでに発表してきたライブ・パフォーマンスを、劇場作品としてリ・クリエーションする。神々が跋扈する古代の世界と現代のクラブ・カルチャーとが邂逅し、出現させるまたとない空間に身をまかせよ!

ムービー(過去公演)

フォトギャラリー

F/T17『忉利天』記録写真  Photo: Jun Ishikawa

アーティスト・プロフィール

チェン・ティエンジュオ(陈 天灼)

1985年北京生まれ。2009年セントラル・セント・マーチンズを卒業。10年チェルシー・カレッジ・オブ・アート修士課程終了。現在は北京を拠点に、ダンサーやミュージシャン、フランスのアートグループなどとのジャンルを超えた協働作業を続ける。17年にはウィーン芸術週間やドイツの世界演劇祭へも招聘されているなど、世界的なアーティストとして注目されている。

キャスト/スタッフ

構成・演出・美術チェン・ティエンジュオ(陈 天灼)
キャストユー・ハン(喻 晗)、ベイオウ(北欧)、イルヴァ・フォーク
音楽アイシャ・デヴィ、西原鶴真
照明デザイナー・オペレーター谷田明彦
技術監督寅川英司
技術監督助手河野千鶴
舞台監督櫻井健太郎
演出部加藤 唯、福澤汐莉
小道具小山内ひかり
照明コーディネート木下尚己(株式会社ファクター)
音響コーディネート相川 晶(有限会社サウンドウィーズ)
衣裳藤谷香子(FAIFAI)
メイク中西瑞美、西本美和
テクニカル通訳石井園子
宣伝美術阿部太一(GOKIGEN)
フロント運営武田侑子
  
記録写真石川 純
記録映像須藤崇規
  
制作十万亜紀子、武田侑子(フェスティバル/トーキョー)
制作助手菅井新菜
インターン梅村真由、栄 卓然、西 菜津子、西本彩乃、堀越琴乃
  
プログラム・コーディネート小山ひとみ
  
企画・主催フェスティバル/トーキョー

アジアシリーズ vol.4 中国特集

チャイナ・ニューパワー ― 中国ミレニアル世代 ―

 アジア地域の舞台芸術、アートを、国ごとにリサーチして紹介する「アジアシリーズ」。4回目の開催となる今回の対象国は中国。とりわけ1980年代から2000年までに生まれた「ミレニアル世代」に焦点をあてた特集を送る。  1976年文化大革命の終焉、78年の改革開放以後に生まれ育った中国のミレニアルズは、今や総人口の30%を占め、その消費動向も大きな注目を集めている。物心ついた頃からインターネットに触れ、欧米の文化はもちろん、日本のアニメなどのポップカルチャーにも親しんできた彼ら。中でも都市部の若者は海外で教育を受けるケースも珍しくなく、そうした経験を持つアーティストの多くが、自国の歴史・文化に立脚しつつ、現代社会を批評的に捉える活動を展開している。  ここに紹介する舞台作品、音楽ライブはいずれも、ミレニアル世代のアーティストによる。ジャンルや国、地域の文化を自由に越境しながら、現代中国の観客の身体、感性のありかを探る手つきは、グローバルとローカルを行き来する「アジアの同時代」を強く意識させる。



アジアシリーズとは?

 アジアから毎年1カ国を選び、その舞台芸術、音楽、美術など、さまざまアートを紹介する特集企画。2014年の「韓国」を皮切りに「ミャンマー」(F/T15)「マレーシア」(F/T16)と回を重ね、今回の「中国」で4度目の開催となる。現地のアートシーン、社会状況、歴史、文化にもとづいてキュレーションされた作品群は、アジアの同時代を生きる者同士の共通点と差異とを伝えることはもちろん、多様な言語、文化を前提とする継続的な交流の基盤ともなっている。


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