リナ・サーネー
劇作家・演出家・俳優
1966年、レバノン出身。アシュカル・アルワン・レバノン現代芸術協会ワークスペースのカリキュラム委員。2008-13年、国立ジュネーヴ・デザイン大学教授。2009―10年、ベルリン自由大学、国立リサーチセンター「インターウェービング・パフォーマンス・カルチャーズ」フェロー。ラビア・ムルエとの協同創作のほか、ソロアーティストとしても現代社会、思想への深い洞察に基づいたコンセプチャルな作品作りを行っている。2004年、東京国際芸術祭で『BIOKHRAPHIA-ビオハラフィア』、07年、東京国際芸術祭との共同製作作品『これがぜんぶエイプルフールだったなら、とナンシーは』、09年、F/T09秋に『フォト・ロマンス』で来日公演。その他の主な作品は、『リナ・サーネーボディ・パーツ・スタジオ』(07-09、ウェブ・プロジェクト)、『誰かが言い続けなければならない』(08、ビデオ・インスタレーション)など。