北京最終日。
昼過ぎのフライト時間まで北京市内で宣伝活動、リサーチです。
北京市内の小劇場「蓬蒿劇場」にお邪魔します。
北京には「中央戯劇学院」という演出や演技、舞台美術などの専門的な技術が
学べる大学があるのですが、その大学のすぐ近くに2008年オープンしたのが
「蓬蒿劇場」です。
「演劇は自由だ」をスローガンに掲げているこちらの劇場では、いかなる舞台
芸術作品も受け入れ上演のチャンスを与えているとのこと。
今年の『北京国際青年戯劇祭』(Beijing Fringe Festival)の会場のひとつにも
なりました。
劇場オーナー、プロデューサーは不在でしたが、スタッフが案内してくれました。
その後、急いでもうひとつの小劇場へ向かいます。
北京中心部の下町に位置する「方家胡同46号」という地域は、2009年に政府の投
資のもとリノベーションされ、劇場のほか、デザインやファッション関係のオフィス、
カフェ、レストランなどが集まるクリエイティブなエリアに生まれ変わりました。
真っ赤な外観の小劇場は、「方家胡同46号」のなかでも一際目立っていました。
北京モダンダンスグループのリハーサル場所としても使用されているとのこと。
オフィスにいたスタッフにF/Tの紹介をし、チラシやパンフレットを置いてもら
いました。
フライト時間が迫ってきました。
急いで草場地工作站に戻ります。
ウー・ウェングアンさん、ウェン・ホイさんに見送られ「東京でお待ちしています!」
と挨拶をして空港へ向かいました......。
北京出張の模様を5部仕立てでお送りしました。
いかがでしたか?
オリンピックを終えた今もまだまだ活気溢れている北京。
そして、そんなパワーみなぎる北京で生活し、創作活動を続けている生活舞踏工
作室の作品は26日からいよいよ上演となります。
今の中国、過去の中国を感じられる貴重な作品ですので、どうぞ劇場で体感して
みて下さい!
そして、北京出張「番外編」は後日お届けします。