マレビトの会『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』
開幕直前情報

いよいよ、11月24日(水)よりマレビトの会『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』(演出:松田正隆)が開幕します。
8748.jpg京都公演より(C)Yann Becker

F/T10もいよいよ終盤戦。
その中で今週、展覧式演劇という新たな手法・領域へと挑戦する、
マレビトの会『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』がついにそのベールをF/Tで脱ぎます。
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京都公演より(C)Yann Becker

その開幕直前情報を一挙まとめてお知らせです。

ポスト・パフォーマンストークのゲスト全て決定!
会場:F/Tステーション(東京芸術劇場前)
※開始時間は若干変更になる場合があります。
 
★11/24(水)21:00〜 松田正隆×想田和弘(映画監督)
初日24日(水)は本日11/23(火)に国際映画祭「東京フィルメックス」で最新作『Peace』を日本初上映する映画監督の想田和弘。観察映画という独自の手法でドキュメンタリー映画に新風を吹き込み、「平和」と「共存」をテーマとした『Peace』を公開したばかりの同氏と松田正隆の出会い。

★11/25(木)21:00〜 松田正隆×岡田利規(チェルフィッチュ主宰、演劇作家、小説家)
新作『わたしたちは無傷な別人であるのか?』『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』がさまざまな議論と波紋を呼びながら、今年も世界中を駆けめぐった岡田利規がF/Tに登場!
今秋はアジアツアーにも飛び出し、岡田自身にも大きな影響と変化をもたらしたという。
アジアの都市との往還を試みた本作を介して、2人はどのようなトークを繰り広げるのか。

★11/26(金)21:00〜 松田正隆×高山明(PortB、演出家)
F/T09春『声紋都市』に続いて、F/T10参加アーティストのこの2人のトークが実現!
高山はF/T10での『完全避難マニュアル東京版』発表と同時に、京都の新しい舞台芸術フェスティバル「KYOTO EXPERIMENT」にて『個室都市 京都』を製作・上演したばかり。
東京と京都、広島とハプチョン。都市を舞台に新たな演劇を構想する両氏が、フェスティバル閉幕を目前にして今語ることとは。

入場、鑑賞時間
この演劇公演は、展覧会形式。
たとえば14時〜17時の回であれば、14時〜15時45分まで(各回終演75分前まで入場可)にいらしていただければ、いつ入場してもOK!
17時半〜20時半の回の場合は、17時半〜19時15分までに入場すればOK!
退場もお客様のタイミングで自由です。
3時間じっくりいるもよし、10分でさらっと見て、休憩、また入場して見てみるというのでもOKです。

ちなみに、鑑賞時間の目安は60分。60分鑑賞いただければ、十分に作品の内容は伝わるかと思いますが、オススメは断然お時間フルで見ていただくこと。
休憩を挟みながらいろいろな見方を試してみると、会場内で自分のペースでさまざまな思考を巡らせることが出来るでしょう。

京都公演ではお客様の平均滞在時間は1時間半〜2時間くらいだったそうです。各回の上演中、途中退場・再入場可能ですので、余裕をもってご来場頂き、ゆったりとご覧ください。

■リピーターチケットあり!
さらに今作はきっともう一度観たくなる作品!ということで、リピーターチケット設定を予めご用意いたしました。
観劇した際の半券をお持ちいただければ、割引価格1,000円で当日受付にて販売いたします。
ぜひご利用いただき、何度も何度も、ご覧ください。

■続々記事掲載!
来場前にチェックするもよし、来場後に自分の感想と照らし合わせてみるもよし。

トーキョーヘッドライン 松田正隆×中井美穂対談
Time Out「見方を自由に決められる展覧会」
統一日報 ひと=松田正隆(劇作家・演出家)
東洋経済日報<韓国文化>日韓被爆者の姿、伝えたい

9月の試演会レポート(執筆:鈴木理映子)もF/Tマガジンにアップされています。


演劇/美術(展示)、舞台/観客、自己/他者、広島(日本)/ハプチョン(韓国)、内/外、あらゆる境界のあわいに佇む本作。
特別な空間と体験がそこにうまれることは間違いなし。
ご来場お待ちしてます!