「フェスティバル/トーキョー09春」もいよいよ最終週を迎えました。
今週は、イラン・フランス・日本の国際共同製作『ユートピア?』に、現役女子高生が出演の『転校生』、蜷川幸雄率いる高齢者集団「さいたまゴールドシアター」による『95kgと97kgのあいだ』、そして「演劇/大学09春」の大学生たちと、まさに多様な年代・人種がフェスティバルに集い、これまでの以上の盛り上がりを見せます!
その中で今日ご紹介したいのが、明日開幕する「演劇/大学09春」。
これは、大学で育まれつつある才能/思想/創作のプロセスにフェスティバルが注目し、このたび企画されたもの。フェスティバルに参加しているプロのキャスト・スタッフさんの中にも、参加校6校出身の方々がたくさんいました。
昨夜から桜美林大学の仕込みが始まりました。
どの作品も4つの大学の特徴がはっきりと示されていますので、なんと言っても4演目全て見るのがオススメです!
また観劇とセットで参加をオススメしたいのが、28日(土)に開催されるフォーラム『大学が育てる演劇の未来』。
プロデューサー・演出家・批評家など、普段は第一線の現場で活躍する方たちが、この日は大学の先生として、大学を拠点とした人材育成、芸術文化活動の可能性と課題、そして大学教育という枠を超えた演劇・舞台芸術の未来について、徹底的に議論します。
ここでフォーラムの詳細を発表です!
第1部(約100分)
・パネル紹介・企画趣旨
・各大学によるプレゼンテーション(15分×6=90分)
・カリキュラムの特色
・組織
・施設・教育環境
・教育/創作の現場で抱える課題や工夫 など
休憩
第2部(約90分)
・第1部を受けてのフリーディスカッション
・アーティストは育てられるものなのか?
・作品づくりは教えることができるものなのか?
・大学はアートや文化の発信の拠点となりうるのか?
・育てたアーティストの卒業後は? など
フォーラムご予約はこちら。
ぜひ、この異色の企画にご来場くださいませ!