こまばアゴラ劇場の稽古場に『火の顔』のメンバーが初めて集まりました!
ここは青年団の俳優である松井周さんのホームグラウンドで、『火の顔』メンバーもそれぞれ慣れ親しんだ場所。
みんな床に輪になって座って、ほんわり和みムード。
さて、『火の顔』が最初に日本で紹介されたのは、2005年のドイツ・シャウビューネ劇場の来日公演によってでした。
父母姉弟の4人家族のもとに、姉の恋人が現れてあれよあれよと家族のバランスが壊れていく物語です。
作家のマリウス・フォン・マイエンブルグさんは松井さんと同い年。
ベルリンと東京、遠く離れた場所にいるアーティスト同士ですが、壊れゆく「家族」を作品の中心に据える『火の顔』と、松井さんの近作には、近しい感覚があるように見えます。
松井さん自身は『火の顔』のどこに共感し、また、どこに相違点を見ているのでしょうか―。
それを語り始めると、言葉に熱がこもってきました!!
どうやって作品をつくっていくか、語る姿。
その方針は・・・・・・劇場で明らかになるでしょう。
松井さんの演出プランを可能にする最高のキャストを、ご紹介します。
左端から時計回りに、姉・野津あおいさん、弟・菅原直樹さん、母・ 大崎由利子さん、姉の恋人・岩井秀人さん、演出の松井さん、父・猪股俊明さん、演出助手兼ドラマトゥルクの野村政之さんです。
明るい話ではないハズなんですが、この強力な俳優陣にかかるとあら不思議。。。
本読みはクスクスと笑いが絶えませんでした〜。
『火の顔』、この先どうふくらんでいくのでしょうか。
次回は俳優さんの写真もたっぷりでお届けしますね。
お楽しみに!!
『火の顔』 F/T制作補